鈴木賢一
提供:ミヤペディア
ジャズを愛したスターライトのオーナー
故・鈴木賢一氏はスターライトのオーナーであり、昭和42年に発足した「宮古ジャズクラブ」の設立メンバーであった。また昭和50年代後半から60年代にかけて同クラブ休止後も単独でジャズコンサートを主催し多くのジャズメンたちを宮古のステージに招いた。また、スターライトは、ダンスホールであり飲食可能な「箱(会場)」という利点から、後発のジャズ愛好グループたちが主催運営するジャズイベントをはじめ各ジャンルのコンサートの会場として定着。そんな時代を背景に鈴木賢一氏はジャズを含む多くの音楽イベントのよき理解者として広く親しまれた。しかし、昭和63年3月突然の死去。享年37歳であった。そしてこの年、仲間たちは彼の追悼ライブを企画、ジャズピアニスト本田竹広らが駆けつけ盛大なコンサートとなり、この年の夏に産声をあげたジャズイン浄土ヶ浜というビッグイベントへ続く多くのきっかけを作った。