安庭山荘
提供:ミヤペディア
宮古市老人憩いの家・安庭山荘
鞭牛和尚と鉱山伝説を秘めた山間の秘湯に湯気がのぼる
藩政時代から鉱山として砂金や珪石が採れた安庭の沢(あでのさわ)には古くから怪我によく効く鉱泉があった。これを貯め湯治の宿としたのが金鶏山鉱泉だったが、この施設は後継者がなく閉鎖、近年撤去され源泉は1キロほど下流にある宮古市老人憩いの家・安庭山荘へつながれた。この鉱泉はその昔怪我をした動物が身体を癒したとか、鞭牛和尚が開祖となって伝えた秘湯という説もある。営業は4月中旬から11月末までで、その間は冬期閉鎖となる。送迎は火~金までは旧新里村管内だが、土日はそれ以外の地区の団体にも応じる(要問い合わせ)。 施設では今シーズンからは宿泊は受け付けていない。施設上流には金鶏山鉱泉が祀っていた薬師神社があり多くの男根が奉納されている。
安庭沢は閉伊川支流である刈屋川の支流の沢で、渓相もよく釣り人も多い。また二つの沢が合流する施設付近から押角方面の沢を登ると大小二つの滝が合体した落差10メールほどの「長松の滝」がある。
- 基本入浴料(大人)¥300/60歳以上半額
- 営業時間:AM10:00~PM4:00
- 送迎あり(火~金旧新里村管内)、(土日は他地区も送迎。要・問い合わせ)
- 毎週月曜定休(12/1~4月中旬は冬期閉鎖)
- 宮古市和井内第14地割1番地1-1
- でんわ0193-73-2216