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織部灯篭

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この灯篭は、大杉神社の境内にひっそりと建っており、昭和32年(1957)12月に市の史跡に指定された。織部灯篭は、慶長年間(1596~1614)に豊臣秀吉の家来で古田織部正が創案したといわれている。一説では、織部灯篭は隠れキリシタンが礼拝のために、十字架を模して十字型の灯篭を作ったとされているが、この灯篭は高さ60センチばかりの小さいもので、後期の作と考えられている。ここにある経緯は不明だが、江戸に海産物を出した帰り船のバラストに積まれたものではともいわれている。

指 定:昭和32年12月25日・市指定史跡
場 所:宮古市光岸地(大杉神社境内)
問合せ:宮古市教育委員会文化課0193-62-2111
【参考資料】宮古のあゆみ:宮古市(昭和49年3月)宮古の教育:宮古市教育委員会(各年度改訂)

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