E.T.C
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1981コカ・コーラ・フレッシュサウンズコンテスト全国大会出場。E.T.C
70年代末から80年代初頭、宮古へ戻った元マーガレットの三上憲夫さん、佐藤良樹さんをはじめ当時、一緒に活動した小野寺誠さんらは、新たに同級生や音楽仲間を集め(小野寺俊一さん、故・佐藤睦雄さん)、後に宮古のアマチュアバンドをリードすることになるE.T.Cを結成。オリジナル曲『ナイトレディー』(作詞・佐藤三恵子、作曲・三上のりお)で昭和56年8月22日、コカ・コーラ主催の、コークフレッシュサウンズコンテスト全国大会へ出場した。 この大会はヤマハのポプコンに対抗するイベントで当時、TM・Networkなどのミュージシャンを世に出していた。全国大会は北九州福岡サンパレスホールで開催され、東北代表のE.T.Cを含め全国から選ばれた8組がステージに立った。大会を振り返ってリーダーの小野寺俊一さんは「全国大会に出場したバンドの音楽的差はほとんどなかった、今回はグランプリを逃したがE.T.Cがひとまわり成長したのは事実、今後また曲を作ってチャレンジしたい」と当時の本誌の取材に答えている。その後、E.T.CはおばらPC企画によるライブインで宮古のアマチュア音楽シーンを牽引しながら、単独ライブ、わかたけ祭などのイベント参加などで活動を続け、「アマチュア音楽」という信念のもと一貫した姿勢を守り宮古のアマチュアシーンの底上げに貢献した。