鵜主の滝(南川目)
提供:ミヤペディア
人を拒む深山の渓谷にある市内最大の滝
南川目地区から峰が新里村に隣接した長沢牧場に向かう長沢川源流部にあるのがこの滝で地元では「うのしゅの滝」と呼ばれている。滝は190m級の峰と峰がV字に落ち込んだ谷の奥にあり約25mほどの垂直型で水量、幅、音など迫力は充分。ただし滝は道路からかなり下にあり滝壺へ降りるには70度ほどの崖を降りなければならないので下まで降りるにはある程度の装備が必要だ。
この滝はその昔、日照りが続いた時に、長沢の山伏の託宣で馬の首を滝壺に投げ入れたところたちまち暗雲が立ち込め恵みの雨が降ったという竜神信仰の伝説が残されている。
- 宮古市南川目・長沢川源流部