石浜神社
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御神体の石が年々大きくなる?石浜の石浜神社
重茂石浜地区に奉られている石浜神社の御神体は巨大な石だ。この石はその昔、石浜神社が吉原神社と呼ばれていた頃、浜に打ち上げられたという光る石で、神社別当の先祖は「これはただの石ではない」と思い、牛伏のイタコに見てもらったところ祀るようにと託宣され「石浜神社」と改名し御神体としたという。最初この石は一抱えの卵型だったが祀ってからは汗をかき、次第に大きく成長し続けているという。現在は御神体を囲むように社が作られ、今でも不思議な石として地区民らに信仰されている。
現在の石浜神社は、重茂半島の太平洋側と山田町と結ぶ県道411号線の道路沿いにあるが、この道路が整備される前は地区の北側の入り江の先端にある神社だった。神社の参道は石浜の海岸であり、この海岸から漬け物などに手頃と思い、石を持ち帰ると石浜神社に祟られ必ず足を悪くするという。