水害復旧記念(近内)
提供:ミヤペディア
大災害の復興記念として二年後に建立
この碑は戦後復興も間もない昭和23年9月16日に当地方に大被害をもたらしたアイオン台風の水害復旧記念として、2年後の昭和25年4月に建立されたものだ。近内地区では近内川が氾濫し、死者1人負傷者6人、流出半壊家屋5戸、床上浸水26戸に加え耕地流失埋没は5町歩の被害となった。復旧は護岸工事、橋梁6箇所、耕地復旧など国や宮古市の補助で行われ、石碑台座には当時の宮古市長、菊池信一をはじめ助役、小野兵紀、市議会議員の連名がある。近内は現在区画整理が行われており碑は新しい道路に背中を向けた形で建っている。