明治の文豪徳富蘆花によって明治42年に発表された小説「寄生木」は、明治末期から大正中期までのベストセラーとなった。この小説の主人公、篠原良平は山口出身の小笠原善平である。小説はこの善平の40冊もの手記をもとに、当時の人気作家徳富蘆花が加筆したものだ。善平が生まれてから28歳の若さで自らの命を絶つまでの数奇な運命の生涯が描かれたもの。墓は菩提寺の山口慈眼寺墓所に、また寺の前には「寄生木記念館」がある。
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