摂待村の村社として広く信仰を集めていたのが小沼神社だ。記録によると文明17年(1485)に修験者・斉蔵坊が建立したと伝えられるが詳しいことは判っていない。小沼神社の眼下には鮭がのぼる川として古くから賑わっていた摂待川と川に沿って広がった耕地が一望できる。摂待は久慈の久慈忠左ェ門が知行した土地で農地としても優れた石高があった。明治から昭和初期頃までは祭りも賑やかで神輿蔵には2基の神輿があり往時が偲ばれる。
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