労音
提供:ミヤペディア
労音(宮古音楽協会)音楽文化の絶えざる交流を
昭和30年代後半から50年代半ばにかけて、いい音楽を安い会費で楽しもうと幅広いコンサート活動を行っていたのが全国組織の労音。正式名は勤労者音楽協議会で、宮古地区では昭和38年からスタートした。コンサートは例会と称し、毎月1回の割合で行われていた。当初は会員制で200円から500円の会費で例会を開いていた。その後、会員以外にも公開、フォークソングブームなどにも乗って高校生などの多くの若者が労音でのコンサートを楽しんだ。コンサートは宮古市民文化会館が出来るまで、宮古小学校体育館で行われきた。有名人から、その頃まだ、無名だった歌手などがコンサートを行っている。昭和50年代に入り、時代のニーズも変化。名称を宮古音楽協会と変更して活動したが、昭和55年11月の五輪真弓リサイタルを最後に16年間の歴史に幕を閉じた。