マーガレット
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ヤマハのポプコン(第6回大会)に出場。マーガレットの伝説の足跡
昭和48年、宮古市内の高校生5人組のグループ「マーガレット」が、70年代に若者の間で一世風靡した第6回ヤマハポピューラーソングコンテスト、通称ポプコン決勝大会に出場するという快挙を成し遂げている。マーガレットは佐藤良樹さん(佐藤銃砲店)、三上憲夫さん(三上きもの会館)、小野寺誠さん、盛合真紀子さん、照井今日子さんの5人組でコーラス主体のフォークをはじめ、エレキギター、ドラム、キーボードを使ったバンド形式でビートルズなどを演奏する高校生アマチュアバンドだった。そんな折り盛岡で活動していたバンド仲間からヤマハの新人発掘コンサートに出てみないかと誘われ、早速オリジナル曲『旅にでるなら』(三上憲夫作詞・作曲)で出場、県大会を通過し、仙台電力ホールでの東北大会において最優秀賞を受賞、その年の10月13日、三重県のヤマハリゾート・合歓の郷(ねむのさと)で開催された第6回ポプコン決勝大会に出場することになる。第5回ポプコンのグランプリ曲は同じく岩手県のNSPの『あせ』だったことから、岩手から全国大会に出場したマーガレットは県内でも人気となり、当時IBCラジオの番組などでリクエストされるほどだった。決勝大会には全国から33曲がエントリーされ堂々マーガレットも若者の憧れ・合歓の郷の檜舞台で演奏した。ちなみにこの年のグランプリ曲は小坂明子の『あなた』であった。