野生ランの一種。単子葉植物ラン科で主に日本の中部以南に分布する。岩の上や大木に着生する着生植物で茎は細長い。また、薬用にされることから記紀神話の医療神である少彦名命(すくなひこなのみこと)にちなみ、少彦薬根(すくなひこなのくすね)の古名も持つ。 タブノキに寄生することから宮古地方では重茂半島で見られたと伝えられる。