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ひきめ乃湯

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山間の湯治場・ひきめ乃湯

明治期の金鉱採野天掘跡の湧き水、皮膚病、胃腸疾患に効果あり薬効水も販売

新里地区蟇目の山間に囲まれた場所に佇む。起源は古く明治時代に溯る。この地はかつて金鉱採掘のため野天掘りが行われた場所。その時出た水に起因するという。当時は近在の人たちが水を持ち帰っていたというが、その後簡素な施設が出来て湯に入れるようになった。戦前に山火事で焼失したが、昭和30年に宿泊施設も整えて営業を開始。
古くから「土用の丑の日に湯に入ると病が癒える」との言い伝えがあり、その日は今なお大勢の人で賑わう。
水は無色、無臭で、薬効水として飲み水にも使用されている。成分は遊離炭酸、クロールイオン、硫酸イオンなど多くの薬効成分を含み、皮膚病、胃潰瘍などの内臓疾患、火傷、かぶれ、外傷、腰痛などの効能がある。
現在、浴槽はひとつなので混浴。一日日帰り料金は1000円、部屋利用で2000円、宿泊は素泊りで3300円。10名以上利用での送迎バスもある。 蟇目駅から車で5分。途中、勾配がきつい坂道なので要注意。

基本入浴料(大人)¥400
営業時間:AM8:00~PM7:00
宿泊あり
送迎あり(10人以上)
宮古市新里蟇目2-54-2
でんわ0193-72-3051

地図

https://goo.gl/maps/hNy21

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