籠石
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2014年10月23日 (木) 10:11時点における最新版
[編集] 冷泉と遺跡のある小沢・籠石周辺
市内小沢の籠石は、幾つかの大きな石が積み上げられたように存在している。小沢地区の元宮古地方法務局があった場所から少し奥に入った雑木林の山道を歩くこと約20分、勾配が多少きつくなった所に、この巨石がある。
この石は通称「かご石」と呼ばれるが、正確には「こもり石」と言う。地域の人によれば、その昔、源義経が黒森神社に滞在していた時、弁慶が石を持ち上げて義経が休むための場所にした、という伝承も残る。このほか巨石信仰の一つにも上げられ、神仏が現世に降りて、この石に籠ったともされている。かつての黒森神社での山伏修験があったことを考えれば信仰の対象でもあったとも推察されるが、現在では信仰的なものは何も残されていない。
一方、この周辺は縄文土器が多数出土する地域であるほか、昭和28年頃まで籠石冷泉という銭湯が営業されていた場所でもある。一説にによればここは昔アイヌが定住していた場所だという。縄文時代の土器類も多く土偶なども出土している。これら土偶は今から3000~4000年前の縄文後期のものとされる。