臼木山

かつての桜名所・臼木山

鍬ヶ崎日立浜背後の山で宮古の花見名所。臼木山の名称はかつてこの山を含め一帯を所有していた人物の名が「臼木山」でありその名前にちなんで臼木山と呼ばれるようになったという。臼木山は大正初期に当時の鍬ヶ崎遊興組合、鍬ヶ崎芸妓連、鍬ヶ崎村有志らによってソメイヨシノの植樹が行われ戦前・戦後と宮古の花見名所として多くの市民で賑わった。しかし、昭和58年頃から、ソメイヨシノ老木特有のテングス病を発症、開花率は激減し対策が求められた。宮古市では昭和62年度から臼木山の再開発にのりだし、病気感染した桜を全て伐採、土壌消毒を行い改めて桜の他、様々な樹木や花木を植樹、山頂にはイス、テーブル、トイレなどを新たに設備するなどした。

地図

<googlemap version="0.9" lat="39.647502" lon="141.974516" type="map" zoom="16" width="320" height="240" controls="small"> 39.647213, 141.974454, 臼木山 </googlemap>