熊の鼻
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2012年12月30日 (日) 16:56時点における版
対岸の岬にある海蝕洞が熊の鼻に見える。熊の鼻(岩泉町)
岩泉町小本海岸にある熊の鼻。鼻とは湾奥の小丘や円味をおびた地形の端をいう。観光パンフレットなどには熊の鼻に似ているからその名が付いたとあるが、クマは曲がり角や、曲がったところの意味で、いつしか熊の字が当てられた。海食洞が海に吠える熊の口に見立てられることなどからも熊の鼻が、動物の熊として意味づけられたようだ。鼻の南側が箱構と呼ばれる定置網や磯漁の良い漁場だ。周辺の畳状岩礁はおよそ３万平方mの広さを持つ。熊の鼻展望台は国道45号線小本トンネル手前からトンネルの上を通る旧45号線にあり、展望台の下には灯台がある。展望台からは熊の鼻、小浜崎、切り立った奇岩・カブラ岩が見渡せる。
地図
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