御新山神社
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2014年10月24日 (金) 08:58時点における最新版
[編集] ひっそりと一夜の祭りで終る横町の神
横町の鎮守様として「おしんざん(別名石崎神社)」の愛称で親しまれてきたのが御新山神社だ。この神社は同地区の斉藤家の氏神として奉られたものだが、昭和初期に御神体を横山八幡宮へ遷宮しているため、現在残されるのは社と鳥居のみだ。それでも古くから親しまれてきた神社だということで横町地区では毎年縁日を行っている。通常、市内で行われる神社の縁日は宵宮と本祭で構成されるのが普通だが、御新山の縁日は夜を本祭として翌日には祭りも終了してしまう。夕方から何気なく祭りを知らせる幟が立ちその夜のうちに祭りは終わってしまう。
また、現在の宮古市立図書館脇にあった常安寺が江戸初期の慶長16年(1611)の津波によって流失した際、現在の場所に再建されるまで仮の寺院として機能してたのがこの神社であり、神社の管理別当をしてた山伏が常安寺再建にも大きく関わっていると考えられる。ちなみに図書館脇の常安寺跡は古常安寺とよばれ石碑群がある。