幻の宇津野駅
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2014年10月24日 (金) 08:47時点における最新版
[編集] かつて工事が生んだ集落には分校もあった
かつて小本線時代に宇津野という駅があった。昭和32年には廃止となっている駅で、ほとんどの人の記憶からは遠ざかっている。その駅は岩泉側の押角トンネルを抜けた所にあった。
駅跡は国道340号線の右側にあったのだが、すでにそこに駅があったという面影はなく、草が生い茂り線路も見る事が出来ない。わずかに小さな広場があり、鉱物の瓦礫のようなものが積み重ねられていた。かつての粘土耐火輸送に使われた名残りの遺物だろうか。
宇津野はトンネル工事のため集まった人々で形成された地域という。分校もありそれなりの集落として栄えていたが、今は山間の中にひっそりと佇んでいる。