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峠の神山女陰石

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義経が太刀で割ったという方位石

峠の神山(1230m)は新里から、田老、岩泉方面へ抜ける旧街道の峠に聳える山だ。この山の頂上から東に100メートルほど分け入った窪みに不思議な女陰石がある。石は直径80センチほどで土中に埋まり、表面は平らに加工されたような跡があり、中心に一筋の割れ目がある。この割れ目は方位を示した指針であろうと言われている。伝説では北行する義経主従が太刀で岩を切断したとされる。
この山は対面に聳える亀ヶ森を男神、峠の神山を女神とした、古い山岳信仰や修験等の法則に基づく古人の仕掛けかもしれない。また、山を女神に例えるのは「火」を除ける俗信であり、大量の薪と火を使うたたらや鍛冶屋が女性の経血と犬を嫌う俗信と同様の意味があり、女陰石も火伏せの意味で置かれたものとも考えられる。

  • 出典:月刊みやこわが町

地図

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