なまこぱん
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「なまごぱん」も昔は麩が使われたが現在は小麦粉に玉砂糖が原料で、こちらもパンの名はあるがイースト菌を使っていないため発酵過程はない。「しょうゆぱん」などと決定的に違うのはまず形で、端をギザギザのカッターで切り抜き、表面には白砂糖のガラガケが施される。またガラガケをする砂糖に生姜やハッカの風味をつけたものもあり、製造元によって独特の名前と味付けがある。 | 「なまごぱん」も昔は麩が使われたが現在は小麦粉に玉砂糖が原料で、こちらもパンの名はあるがイースト菌を使っていないため発酵過程はない。「しょうゆぱん」などと決定的に違うのはまず形で、端をギザギザのカッターで切り抜き、表面には白砂糖のガラガケが施される。またガラガケをする砂糖に生姜やハッカの風味をつけたものもあり、製造元によって独特の名前と味付けがある。 | ||
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2012年12月26日 (水) 10:52時点における版
懐かしい駄菓子の定番
しょうゆぱんの生地にショウガやハッカ風味の砂糖シロップをガラがけしたもの。蜜がよく絡むように両端は波形にカットされている。また表面にたっぷりと胡麻をまぶした、ごまぱんもある。
「なまごぱん」の「なまご」は勿論、宮古の冬の珍味であり、煎海鼠(いりこ)として江戸時代から宮古名産であった「海鼠(ナマコ)」からきている。その理由は元来形状や大きさが海に棲むナマコと似ていたからで「なまごぱん」のデビュー当時は現在売られている方形に近いものではなく、だ円、すなわちナマコ型であったらしい。
「なまごぱん」も昔は麩が使われたが現在は小麦粉に玉砂糖が原料で、こちらもパンの名はあるがイースト菌を使っていないため発酵過程はない。「しょうゆぱん」などと決定的に違うのはまず形で、端をギザギザのカッターで切り抜き、表面には白砂糖のガラガケが施される。またガラガケをする砂糖に生姜やハッカの風味をつけたものもあり、製造元によって独特の名前と味付けがある。