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しょうゆぱん

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昔はしょうゆぱんを短冊に切り天ぷらの具にして祝い料理の一品にしたり、葬式の仏菓子として盛んに使われたが、最近はどら焼きやマドレーヌなどの品目に取って代わりしょうゆぱんや、みそぱんは今や懐かしい味となった。
 
昔はしょうゆぱんを短冊に切り天ぷらの具にして祝い料理の一品にしたり、葬式の仏菓子として盛んに使われたが、最近はどら焼きやマドレーヌなどの品目に取って代わりしょうゆぱんや、みそぱんは今や懐かしい味となった。
  
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2012年12月26日 (水) 10:53時点における最新版

[編集] 懐かしいおやつ

甘い生地に香ばしく焼けたしょう油の風味がたまらない。形や色は各店さほど変わりがないが、味は千差万別。どの店も先代から伝えられた秘伝のレシピで勝負している。市内の菓子店の他、山田町で製造されたものがスーパーなどで売られている。また、パンの名は付いているがイースト菌による発酵過程はなく重曹を使ったクイックブレッドに近い。
懐かしい駄菓子として愛されるしょうゆぱんはその昔、祭事菓子として使われ、昭和初期には表面に日本国旗の焼き印が付いたしょうゆぱんが学校行事で配られたりもした。しょうゆぱんの原料は小麦粉だが、戦後の物資不足の際には小麦を挽いた後に残る麩(ふすま)が使われていたという。現在は小麦粉に砂糖やタマゴが生地の原料になり、型押しで成型し、表面にしょう油のタレを塗り小判型に焼いたしょうゆぱんや生地に味噌を練り込んだみそぱんなどがある。またしょうゆぱん、みそぱんは色や形が当時のパンに似ていたためついた名であり、実際にはイースト菌をは使わず発酵過程がないので正式にはパンではない。
昔はしょうゆぱんを短冊に切り天ぷらの具にして祝い料理の一品にしたり、葬式の仏菓子として盛んに使われたが、最近はどら焼きやマドレーヌなどの品目に取って代わりしょうゆぱんや、みそぱんは今や懐かしい味となった。

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