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麦まんじゅう

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褐色の薄い皮にたっぷりの餡がうまい

生地に黒砂糖を入れた褐色のものが一般的。店によっては牛乳やタマゴなどを入れたものもある。その味は渋めのお茶と合わせるとまさにふるさとの一服タイムそのもの。市内の菓子店で販売される。
こし餡を小麦で作った薄い皮で包み蒸し上げたもので、皮をふっくら仕上げるため膨張剤が入るためお菓子の分類では薬まんじゅうとも言う。麦まんじゅうを含むすべてのまんじゅうの始まりは古く、三国志で有名な諸葛孔明が穀類で作った皮で肉を包み人間の頭のように形どって生けにえの代わりに捧げたという故事に由来する。日本では大和時代に大陸から伝わった唐菓子が元祖とされる。
麦まんじゅうはふんわりした白い皮のものと、生地に黒砂糖を入れた黒糖まんじゅうがあり、最もシンプルな蒸しまんじゅうとしてその味は日本人の心のふるさとである。宮古では直径五センチほどのひと口サイズのものや8センチほどのものまで製造元によって多種多様なものがある。また、麦まんじゅうにヒバの葉の模様の焼き印を付けたものは葬式まんじゅうとしておなじみ。

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