消防士追悼碑(沢田)
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宮古の近代消防組織発足を記念して
江戸期から存在していた宮古の消防組は一定の地区で発生した火災にのみ対応する自警団のようなもので頻発する大火には対応できなかった。そのため明治27年、公設の宮古消防組が発足、その後組織体型を変更しながら紆余曲折し、昭和2年、新たな近代消防組織が発足、これが現在の宮古広域消防の基礎となった。
この石碑は新組織編成を記念するとともに、先達の消防士、殉職者を慰霊するため昭和3年、時の内務省大臣・望月圭の謹書によって常安寺境内に建立された。