浅内駅
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2014年10月23日 (木) 17:00時点における最新版
[編集] 転車台を備えた貨物ターミナルの面影を給水塔が物語る
岩泉線を散策して驚くことは、今でこそ一日3往復しから走らないローカル線で、生き残るのに必死な路線なのだが、それに相応しくない鉄道機能の名残りがあるということだ。そのことは岩泉線の全盛時代というのが、どれだけのものだったのかを物語るものでもある。
特に浅内駅を見るとその構内の広さには目を見張る。何本もの線路が引き込まれたあとがあり、数々の側線を擁して長大な貨物列車がここに集結したことが伺える。駅前には列車から運ばれた荷物をさらに周辺地域に運送した民間の運送会社の看板と建物が今でも残っている。
引込まれた線路の岩泉側右先端には大きな転車台のあとが残っている。SLなどの進行方向をこれで変えていたものだ。当時こうした転車台は宮古と釜石とここ浅内にしかなかった。さらにSLに使用した大きな給水塔が残り、今でも人々の喧騒が聞こえてきそうだ。