殉職者慰霊碑(追切)
提供:ミヤペディア
月山に衝突した自衛隊ジェット戦闘機
この碑は昭和39年5月19日午前10時26分に起こった自衛隊飛行機事故の供養塔だ。事故は三沢基地での低空飛行訓練を終えて松島基地へ帰る途中、濃霧による視界不良のため高橋俊夫空尉(26)の操縦するF86Fが月山山腹へ衝突したもの。事故現場は頂上のテレビ塔から北東へ約4キロの斜面で、高橋空尉の遺体はヘルメットにわずかに残った肉片のみであった。碑は事故後20年経って殉職者供養塔として航空自衛隊第6期操縦学生一同と地域住民らの手により昭和59年笹沢地区に建立された。