御休石(小沢)
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旧黒森神社登り口にある藩主が座った腰掛け石か?
この石碑は五月町から小沢の旧法務局へ向かう小さな交差点の石碑群の中にある。碑は「御体石」と刻まれているが「おやすみいし」と呼ばれ、寛政9年(1797)8月27日黒森神社を参詣に訪れた南部藩主利敬が、休息のため腰かけた石とされ、背面には黒田村市兵衛と寄進した人の名前がある。この道は途中から細い山道になるが現在も黒森神社に続いており、古くは参道として黒森神社参拝の際は必ずこの道が使われた。