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串だんご

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タレで煮込むか焼いてタレに絡めるか

串にさしただんごをしょう油のタレに漬けて味を染み込ませたものと、串にさしてから火で焙りタレをからめた二種類がある。またタレもしょう油の他甘いこしあんをたっぷり塗ったものもあり、お茶が進む逸品。
宮古の「くしだんご」はだんご3個あるいは4個を串に通して、しょう油タレを使ったものと、こし餡を使った二種類が一般的だ。また、しょう油を使っただんごは、しょう油ダレにだんごを漬け込み味を整える方を「しょう油だんご」、出来上がっただんごを一旦火に焙り焼いてからしょう油ダレをからませている「焼きだんご」と呼び分けている。後者のだんごは、京都の下鴨神社の御手洗川の水で作ったという「[*[御手洗だんご]]」に形状が似ている。しかし、御手洗だんごは人間の五体を表わすためだんごの玉が5個である。
御手洗とは神社や寺にある清め場の意味で、拝礼の前に手や口をすすぎ参拝者の身を清める水場の意味があり、市内には池を持った神社がないため、氏子らが石の手洗い鉢などを奉納して御手洗の代用にしている。これらが転じて神社仏閣の参道で売られる串だんごを御手洗だんごと呼ぶようになった。

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