Miyape ban 01.jpg

アガツヅ

提供:ミヤペディア
2012年11月9日 (金) 09:14時点におけるAdmin (トーク | 投稿記録)による版

(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内, 検索

意味

赤土。「ネンドツヅ/粘土土」とも言う。数千万年のあいだに岩石が風化した土で雨などにより岩石の中に含まれる水溶性成分の多くが洗い流され鉄などの酸化物が濃縮した土。植物の根が張りにくく水はけの悪い土で畑作や水田には不向き。しかし、水分を含んだ状態で成形しのちに水分を飛ばせば陶器などの器や煉瓦なども作れる。宮古市では崎山地区に多い地層で、この土を利用して縄文時代の崎山貝塚を含む遺跡が作られたり、ラサ工業宮古精錬所がフル稼働していた昭和30~40年代には溶鉱炉で使用する耐火粘土を産出していた。

表示
個人用ツール