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アウェーコ

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意味

間。奥まった小道。「アウェーコチョー」で奥まった路地にある町、区画。俳句や短歌など使われる古語の「あわい(間合)」という語句が転化し東北方言の特徴でもある「コ」がプラスされたもの。古語的使用法だと「木々のあわいから海が見える」「梢のあわいを鳥が飛ぶ」というふうに使われる。また「コ」は、その言葉で表現される間隔や空間がさほど広くなく、こじんまりした区画であるイメージを伝えるため接続された装飾と思われる。一般に宮古弁で語句の後ろに「コ」や「ゴ」を装飾として接続する場合は、愛おしい、可愛らしいなどの含みがあり、「トリコ/小鳥」「サガナッコ/小魚類」「メンコ/可愛い」の他「サゲコ/酒」「ビンコ/びん」などがある。

使用例

「ソゴノ、アウェーコ、ヘーッタドゴデゴゼンス」訳→「そこの路地を入ったところです」

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