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お飾り

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(年の瀬の風物詩・お飾り)
 
(1版)

2012年11月9日 (金) 09:25時点における版

おめでたい図柄や、信仰している神様の姿を染め抜いた紙の御弊として、古くから伝わっている。毎年暮れには、宮古市魚菜市場に市内のお飾り業者が集まり、お飾り市が開催され師走の風物になっている。 テンプレート:しるしる

年の瀬の風物詩・お飾り

年末に神棚の下に飾る二福神や鶴亀などの縁起のよい図柄が描かれた半間(90センチ)から一間ほどの紙を貼る習わしがある。また、家業や信仰する神仏に合わせた柄を極彩色の顔料で刷った半紙大の紙を貼ることもある。これらは「お飾り」と呼ばれ近年は市内の伸仏具店等で販売されているが、昔はその家の家長が型紙等を使って小刀や鋏で切り抜いたものを使った。
基本的にお飾りは一年間貼り続けていた同じ場所に前年の物に重ねるようにして貼り続けてゆくもので、次第に厚みが増してゆく。ただし、その年に不幸が合った場合は今までの「オガザリ」を全て剥がし新たに貼ることになっており、購入日は大安吉日がよいとされる。
また、近年は少なくなったが12月になると地域限定で「オガザリ」を作っている人が各家を回り注文を取って歩くことがある。

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