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あげまんじゅう

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発生は冠婚葬祭の口取菓子

あげまんじゅうは、小麦粉や食用油が大変貴重だった時代に作られた菓子類の天ぷらが起源になる。キビやヒエなどの皮で餡を包んだ通称「麦まんじゅう」に水で薄く溶いた小麦粉の衣をつけて油で揚げるためのこ名がある。ひと昔前の冠婚葬祭では料理の一品としてまんじゅうや駄菓子を天ぷらとして揚げて客に出し、訪れた人たちはそれらを引き出物の口取菓子として持ち帰ったりした。そんな風習が今でも冠婚葬祭に口取りとして菓子をつける習わしにも生きていると言えるだろう。また、揚げたまんじゅうは油のコクが餡を引き立て独特の甘さになり、これは戦後考案されたあんパンを油で揚げた揚げドーナッツ(揚げあんパン)にも通じる。

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